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当ブログでは原則、「道の駅での車中泊は可能」と認識しています。
最近では「車中泊禁止」と直接的に看板を立てている道の駅は少なってきている様子です。しかし「長期滞在禁止」「宿泊禁止」など一瞬「ん?」ってなるグレーな看板はあります。
もちろん、車中泊自体は問題ありませんが、個人的にはグレーな表現を使うということは、車中泊者に対して牽制の意味を込めていると認識しています・・・。
ということでこの記事では車中泊初心者だった頃の僕たちの
「これってどうなの?車中泊しても大丈夫なの?」
と困惑した体験談を交えながら、現在の車中泊事情について書いていきたいと思います。
むかし、夜中にやっとたどり着いた道の駅が車中泊禁止だったときは泣いた・・・。
そもそも車中泊とは
通常移動手段として用いている自動車などを宿泊施設の代替として用いてそこで就寝する行為
です。そこには、車内で軽めの食事を摂ることも含まれます。
道の駅は「道路利用者の休憩施設」という位置づけにあるので、車中泊をしてもよい施設となります。
僕たちがヴォクシーで日本一周していた頃、道の駅で車中泊しようと山奥の温泉施設併設の道の駅に向かったのですが、そこには「長時間駐車お断り」の看板がありました。
「ん?車中泊禁止とは書いてないけど、長時間駐車のうちに入るよね?これってどうなの?」
と思い、他に車中泊者を探すも見当たらず不安が募る。けっきょくトラブルになるのは嫌なので車中泊を断念しました。
それが夜の22時ころ。山奥の道の駅だったので、夜の知らない山道はあまり走りたくなかったのですが、しかたなく、1時間半かけて次の道の駅まで向かうことに。
そして、23時30分。やっとたどり着いた道の駅のトイレにまさかの「車中泊禁止」の張り紙・・・!
「もう無理だ・・・!無視無視。」
と思い、さすがに寝ました。
6時間ほど寝て、(ほんとはもっと寝たかった)やっぱり「車中泊禁止」の張り紙が脳内にちらつくので、早々に退散。売店で朝食を買いたかったんですがね。
これが僕たちが、車中泊初心者だったころの苦労です。
車中泊禁止は道の駅側が勝手に掲げていることで、法的な根拠はなにもないです。
車中泊禁止の道の駅で車中泊しても罰せられることはないので、「事故を起こすよりはマシ」と考えて気軽に車中泊しましょう!
なぜ車中泊を禁止する、またはグレーな感じを匂わす道の駅があるのか。
それは、一部の車中泊者のマナーが問題だと思います。
最初にも述べたとおり、車中泊は
「移動手段として用いている自動車などを宿泊施設の代替として用いてそこで就寝する行為(軽食含む)」
であり、車内で完結することです。
テントを張ったり、車の横にちょっとテーブルを置いてキャンプしてみたり・・・絶対NGです!
個人的には、道の駅を利用した際は必ず買い物をするようにしています。(お礼の意味も込めて)
道の駅はご当地食材やグルメがほとんどなので、買い物してお金を使うのは苦にならないはず!むしろ楽しい!
2020年に「車中泊禁止」「車中泊はご遠慮ください」といった看板を掲げている道の駅に対して看板撤去を求めて活動していた「にんにん」さんがいます。
このお方のおかげで、車中泊禁止の看板は激減!ほんとにありがたい!
道の駅飛鳥の車中泊看板撤去では、「にんにんの乱」ともいわれていました。
ただ、こういう目立つ行動をするとかならずアンチも現れます。
にんにんさんが正しいとか正しくないとか、好きとか嫌いとか、そういった議題は置いといて、こうして個人で活動し周りにも影響を与え環境を変化させていく行動力は「尊敬&羨ましい!」って思います。
多くの人が車中泊に利用している道の駅。日本RV協会が推奨している「RVパーク」や「RVパークスマート」に登録されている道の駅もあり、車中泊を歓迎しているところもあります。
車中泊を歓迎している道の駅では、RVパークのように有料施設が付随しているところもあれば、個々の道の駅の判断で無料で車中泊OKとしているところもあります。
当ブログでは、そんな「車中泊を歓迎している道の駅まとめ」の記事もありますので、参考にしてみてください▼
快適に泊まれる道の駅を積極的に利用して、楽しいクルマ旅を♪
全国で車中泊した様子や、施設の設備(清潔さ、wifi、寝やすさ)などをまとめた全国の道の駅まとめ記事もありますので、車中泊する際はぜひご利用ください▼
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